なかなか言えない痔の話
以前は痔は男性の病気というイメージがありましたが、本当は、痔で悩んでいるのは女性の方が多いのではないでしょうか。
なぜなら、痔の要因になる便秘は女性の方がなり易く実際に多いということ、妊娠・出産後は痔になり易いということが挙げられるからです。
でも、痔が特殊な病気であるかと言うとそうではありません。
日本人の3人に1人が「痔主」だと考えられています。
誰もがなる可能性を持っていると分かっても、やはり、病院で診てもらうのは恥ずかしいし勇気が要りますね。
女性が痔になりやすいのはなぜか。
まずは便秘。
便秘がちだと痔になりやすいのは、便秘によって肛門に大きな負荷がかかるからです。
肛門を閉めているクッションに負担がかかり過ぎると痔核に、硬い便によって肛門が裂ければ裂肛になり、痛むことから便意を我慢する→便秘になる→痔になるという悪循環に陥るのです。
次に妊娠・出産後はどうでしょう。
妊娠すると、血行が悪化し、子宮の重みが肛門部に負担をかけてうっ血します。
そのために便秘になりやすくなります。
分娩時、いきむ時に肛門部にまで力が入って痔になりやすくなります。
出産後も、授乳で水分不足や貧血になったりで便秘になりやすくなります。
分娩時にできた痔が治りきらないという人も多いでしょう。
知り合いの女性は、いきみ過ぎて膣から肛門まで裂けてしまい出産後も2ヶ月入院していました。。
恐い話です。
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