女性の悩み めまい,  女性の貧血

なぜだろう?体がダルい女性の貧血

鉄分が不足すると貧血になるのは、ヘモグロビンの生成にたんぱく質と特に鉄分が必要なためです。

女性は慢性的な鉄不足という人が多いので、必然的に鉄欠乏性貧血にかかる確率が高くなります。

鉄不足の原因としては、まず絶対的な鉄摂取量が少ない。

偏ったダイエットや不規則な食事をすれば、すぐに鉄分不足になってしまいます。

月経による出血も大きな要因の一つになります。

鉄欠乏性貧血の治療は食事療法。

重症の場合は鉄剤を服用しますが、一日三食きちんと食べる、鉄分の多く含む食品を積極的に摂ること、鉄の吸収を良くする組み合わせで摂取すること、つまり食生活を改めることが一番の治療と考えられます。

サプリメントはあくまで補助。やはり食事で摂ることが求められます。

鉄を多く含み体に吸収されやすい食品は、豚レバー(鶏、牛も多い)、赤身の肉と魚、あさりなどの貝類、動物性の食品です。

植物性では、ひじきなどの海藻、味噌や納豆などの大豆製品、純正ココアなどがありますが、吸収率があまり良くないので、ビタミンCを多く含む食品(野菜や果物)と組み合わせて摂りましょう。

造血成分のある葉酸、ビタミンB12、ビタミン6も摂れれば尚良いです。

葉酸は緑黄色野菜に多く、ビタミンB12は鉄分の多い動物性の食品に多いですし、ビタミン6は卵黄やいわしなどに多く含まれています。

鉄の吸収を阻害するタンニンを含んでいる緑茶、コーヒー、紅茶は、食事中に飲むのを控えましょう。