私だけじゃない

人間、悩みを抱えているときは「私の悩みは特別なもので、他人には分かってもらえない」とか、「これぐらいは我慢できるし、自分でなんとかできる」とか、どうしても偏った考えに固執してしまいがちですよね。

ココロの悩みは確かに自己解決が中心になるかもしれませんが、重度のうつ病は絶対に治療が必要ですし、カラダの悩み、特に病気が疑われる場合は一人で抱え込んでしまうと慢性化したり、危険な場合もあります。不眠、めまいや激しい頭痛、不正出血など、明らかに「ここが痛い」「ここがおかしい」と言えるなら、病院に行くべきです。
精神状態が安定しているときには常識的なことだと判断できても、いざ当事者になってみると病院というものはなかなか行き難いですよね。

残念ですが、婦人科で不快な体験をした女性は少なくないでしょう。

出産経験の有る無しにかかわらず、あの診察台に自ら乗りたがる人は余程の物好きです。

また、泌尿器科や肛門科へ行くのも、女性としてはかなりの勇気が必要ですし、心療内科で先生と合わず逆に病院をますます倦厭するようになった人も居るかもしれません。
ただ一つ、こんな病気に罹っているのは「私だけじゃない」ということを忘れないで欲しいと思います。

インターネットの相談板などを見ていると「私だけでしょうか？」と悩んでいる人が本当に多い。

そんなことはありませんよ！！